ジョイントケアとは

関節の可動域を広げる事を基本とし、本来の骨格の動きに戻し、人間本来の動きを目覚めさせるメソッドです。

 便利な世の中になればなるほど、人は体を動かす機会が減っていき、結果として運動不足に陥ってしまいます。
このような便利な世の中になるまでは日常の中で体を動かす事が多く、現代人より柔らかく丈夫な体だったのではないでしょうか。

人の体は自然の中で様々な動きができるようになっています。しかし、現代社会の中では平らな地面で生活し、指先ひとつで様々なことが行え、本来動かせる体を動かすことが無くなっています。本来動かせる部分を動かさないでおくと、関節、筋肉などが硬くなり、それに伴ない血流やリンパ、新陳代謝も悪くなり、結果として肩こりや腰痛、肥満、様々な病気を引き起こす原因となります。

現代の日本人がいかに運動不足か(日本人の歩数)

 平成22年に厚生労働省が「国民健康・栄養調査」というものを行いました。
その結果、日本人の1日あたりの平均歩数は、男性で7,136歩、女性で6,117歩ということがわかりました。

江戸時代の庶民は1日3万歩ほど歩いていたとか。明治や大正の時代にも、勤め人は同じぐらい歩いていたようです。歩数だけで運動量は測れませんが、総じて現代人が運動不足気味であり、いかに体を動かしていないことがわかります。